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▼このプロジェクトを立ち上げた動機
 今、東京大学は大きく揺れています。すでに報道により、多くの方がご存じのように、東大が学費の値上げを検討するということです。もう、この流れは止められそうにないようです。私も東大院生時代は苦学生でした。苦学生と言えば聞こえは良いですが、実際はアルバイトしている時間は勉強できず。何不自由なく暮らせる裕福な子弟との学業の差は開く一方で、大変悔しい思いをしました。
 そこで、このプロジェクトを立ち上げ、寄付を募り、学費値上げ分を、今、困窮している東大生に給付しようと考えています。

▼なぜ、クラウドファンディングではなく、BASEなのか。
 クラウドファンディングの手数料が約20%に対して、BASEは10%で安いからです。
 また、クラウドファンディングのでプロジェクトを公開しても、お客さんは自分で集める必要があります。クラウドファンディング会社の方で集めてくれるわけではありません。
 さらに、いろいろ制約が多く、プロジェクトの自由度がとても低く、プロジェクトを立ち上げるうえで、とても困ることが多いです。
 これらのデメリットを考えると、クラファンよりもBASEで、資金集めをした方が良いと判断しました。

▼自己紹介
 私は今年60歳で定年を機に、今までは基本的に自分のために生活してきましたが、これからの残りの人生は世のため人のために働きたいと考えるようになりました。東大安田講堂の寄付者安田善次郎氏の言葉に、「50、60は鼻たれ小僧、男盛りは8、90」というものがあり、今年60歳の私もまだまだ活躍できるのではないか、と考えています。そこで、自分の人生を振り返って、かつて若いころ東大大学院で学んでいたとき、経済的困難に直面した経験があります。苦学生といえば聞こえはいいですが、実態はアルバイトをして収入を得れば、経済的困難は解決されますが、アルバイトしている時間は勉強ができません。学問(日本古代史)を究めるために、日本の最高学府の東大大学院に進学したのに、これでは本末転倒です。昔、弘法大師空海が創立した私立学校の綜芸種智院(しゅげいしゅちいん)は、学生に学費を求めず、それどころか、生活費を与え、そのかわりに全身全霊を持って、学問に学生を打ち込まさせたそうです。私も自らの体験や空海の精神を見習い、東大生、東大大学院生にお金の不安を取り除いて、安心して全身全霊をかけて、学問を究めることに注力させてあげたいのです。

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ
 私は臨時職員を務めていた30歳の時、あこがれの東大大学院に社会人入学しましたが、入学をめぐって父親とは大ゲンカになりました。父親曰く、「東大への入学なんてどうでもいいから、早く定職について、早く結婚してくれ。」と言われましたが、私はやっとつかんだ東大大学院に入学できるチャンスをあきらめきれませんでした。結局、両親とはケンカ別れとなりながら、東大大学院に入学しました。しかし、私はそれまでの貯金で東大大学院に入学したものの、東京は物価が高く、あっという間に貯金を使い果たし、たちまち経済的困難に直面しました。しかし、今更、両親に頼るわけにはいきません。また、誰も助けてくれません。結局、アルバイトをして切り抜けましたが、その分は勉強できず、大変悔しい思いをしました。60歳になった今でも、あの時もっと勉強していれば、今とは違う世界にいるんじゃないか、と思うことがあります。この経験から学び、現在は社会に貢献しようという強い想いを持って、このプロジェクトを立ち上げました。

▼プロジェクトの内容
 東大生は子どもの頃から、遊びやゲームを我慢し、毎日、塾、予備校及び家庭教師に学び、人一倍、朝から晩まで勉強に邁進し、偏差値80以上の日本最難関大学の東大に入学しました。東大生の親の平均年収は1000万円以上だそうです。平均が1000万円以上であって、すべての学生の親の年収が1000万円以上ということではありません。私の親も年収は400万円ぐらいでした。東大生の親の職業は医者、会社経営や上級管理職など高収入の方が、平均年収を押し上げているのです。しかし、東大生の全学生が経済的に裕福な子女とは限りません。子どもの頃から人一倍勉強したのに、経済的理由で東大への在学が危ぶまれている学生が存在しているのです。特に、昨今はコロナ感染症の大流行やロシア―ウクライナ戦争の余波で、食費、光熱費、エネルギー代など物価が高騰しました。
 また、東大は今学費値上げを巡って、大きく揺れています。最近、東大が学費の10万円の値上げを検討しているとの報道があり、東大の学生らが大学に抗議したうえで、国に対して大学の運営交付金増額などを求める要望書を提出した、という報道がありました。東大生の親の平均年収が1000万円以上でも、経済的に困窮を窮めている学生は存在しています。私もそうでした。そんな東大生に無償の愛を捧げたい。私の経験から、今、経済的に困っている東大生、東大院生に、奨学金を給付したいと考えています。この奨学金は貸与(貸す)するものではなく、給付(あげる)します。したがって、返還は不要です。東大生、東大院生に、皆さまから集めた資金30万円を差し上げます。皆さまの寄付が30万円を上回った場合は、寄付総額に応じて、奨学金の上乗せや給付人数の拡充、これに伴う付随業務の支払いに使わせていただきます。また、寄付してくださった方は、東大生を支援する誇り、支援する喜びを得ることができます。将来、私たちが支援した学生の中から、ノーベル賞、文化勲章や国民栄誉賞などを受章した者が出て、若き日に「経済的に困窮していた私を支援してもらえたことが、その後の人生、今日の受賞に大きく貢献している。大変、感謝している。」と言われたら、これほどうれしいことはないのではないですか?どうか、皆様の善意でこのプロジェクトを応援してください。よろしくお願い申し上げます。

▼リターン(返礼品)の内容
 寄付金額に応じてリターンがあります。全金額に、寄付のお礼と活動内容の報告があります。さらに、一定額以上の寄付には、その金額に応じて、私の恩師、(東大駒場キャンパスの)”駒場の名物教授”といわれた義江彰夫(よしえあきお)先生の最終講義(遺言)、慰労会及び謝恩会の動画を差し上げます。日本の最高学府東大は日本国民の税金で運営されていながら、その実態は入学できた者や関係者以外にはあまりしられていません。東大は、いわば、日本最後の秘境と言っても過言ではありません。。皆さまも日本最後の秘境の素顔を知りたくはないですか?日本の最高学府東大の先生って、どんな人たちか、入学しないとわからないですよね。しかし、ほとんどの日本人は東大に入学できません。しかし、これらの動画を見れば、入学できなくても、東大の教員の素顔がわかります。日本国民必見の姿です。下記、リンクはこれらのPR動画です。義江先生の最終講義(遺言)、後輩教員の秘話、教え子による暴露話など、東大の外からは見えず、内にも入ることができない、一般国民にとって秘密のベールに包まれている東大の素顔を知ることができます。日本国民にとって必見の動画です。これまで、東大の最終講義は一般に知られることはありませんでした。ぜひ、この機会にご覧ください。このPR動画をご覧の上、ご興味、ご関心が湧けば、ご寄付のほどをお願い申し上げます。

▼返礼品の送付方法
 これらの動画はギガファイル便を使って、寄付者のメールアドレスに送るので、寄付者様にはメールアドレスを教えて下さい。DVDやブルーレイでの発送は行いません。

▼プロジェクトの展望・ビジョン
 私は義江彰夫先生の謝恩会で多くの教え子と知り合ったことや、東大卒業生のSNSコミュニティ、同窓会に宣伝したり、これまで臨時職員だったため、数多く勤務し、数多の職員の知人がいるから、彼らに周知し、このプロジェクトに関心を抱かせ、寄付につなげたい、と考えています。また、SNS(インスタグラム、ツイイター、X、フェイスブック、ラインなど)で、このプロジェクトを拡散します。さらに、寄付者を増加させるために、返礼品を考えています。私が東大大学院時代の指導教官で恩師の東大名誉教授の義江彰夫先生(故人)に、この計画を生前に相談したところ、大いに励ましてもらい、私が所有している先生の東大退官時に撮影した、最終講義、後輩教員による慰労会及び教え子による謝恩会の動画の販売を許可していただきました。これらの動画を返礼品にして、寄付を増加させたいと考えています。
 また、プロジェクトページに掲載している画像について、義江彰夫先生の許可を得ている写真、私が著作権を所有している画像及びAdobe Stock、iStockから著作権フリーの写真を使用しています。

<寄贈について>
・対象:東大生または東大大学院生
・募集方法:公募
・人数や対象数など:3名
・決定方法:書類選考
・適切に寄贈先を決定できる理由:東京大学基金事務局が寄付を公募している。また、メールで問い合わせて確認した。
・「東京大学基金事務局」、「義江彰夫先生」より寄贈を行うことおよび名称掲載の許諾を取っています。
 もし、寄付が目標金額を上回った場合、金額に応じて奨学金を増額したり、給付する人数を増員することなど、活動の幅を拡充することを考えています。また、この場合は、リターン数も増加し、奨学金の応募者も増加するから、事務量も増大することでしょう。これに対応するために、作業員の雇用、作業場所の確保や公募の広告にも資金を使います。
 また、寄付に対する領収書については、領収書の宛名はリターンお届け先にご登録いただいたお名前となります。領収書に記載される日付は入金がある日付となります。寄付金領収書の発送は入金があった月の翌月から2025年3月末日までになります。また、領収書は添付ファイルで、寄付者のメールアドレスに発送します。従いまして、寄付者様のメールアドレスを教えて下さい。添付ファイルを受領後、添付ファイルをダウンロードし、印刷して、ご使用ください。

プロジェクト実行責任者: 東大通
・昔、同名のギャグ漫画がありましたが、あれは「とおる」で、私は「かよう」です。とおるくんは同姓同名の別人です。勘違いしないでください。
・本名ではない理由:売名行為と言われたりするのは嫌です。また、ネット上でさらされたりしたら困るからです。

▼プロジェクト実施完了日:
2025年3月31日
・クラウドファンディングと違うので、特に定める必要はないのですが、ひとつの区切りとして設定しました。